初恋は涙色に輝く…



教室に入った途端、真っ黒に焦げた瑞穂が目に入った。


『やー。瑞穂さん。随分焦げたね。』


私が、ボソッと言うと瑞穂はジタバタと地団駄を踏んだ。


「いやぁー。言わないでよーー。」


なんだ。気にしてたのか。笑


『…にしても、短すぎる夏休みだったねー。』

「ねー。陽菜とあんまり遊んでないし。」


そりゃまぁ、瑞穂、部活あるし。

部活ない日は、光瑠と居たいだろうし、私なりに気を遣ったのよ?


それでも、去年より減ったってだけで、いっぱい遊んだんだけどね。



「おーい、始業式だぞー。廊下に整列しろー、早くな。」

担任の声に、みんないそいそと動き出す。


…素晴らしく面倒くさい始業式へ向かいまーす。