離れたら消えると思った想いは強欲にふくらんで。 滅多に見ることのない保健医の姿が恋しくて、写真を見つめるだけで。 コーヒーの香りを感じるたびに先生を思い出して。 ジンくんジンくんと騒ぐ友達に勝手に嫉妬して。 もう一度あの熱すぎる紅茶がのみたくて。 そしてやっぱり自分の制服を嫌った。