【短編】髪にキス。





紅茶をちびちびと飲み続ける間、いつも私たちは驚くほどに無言だった。


キーボードの音と、部屋を温める空調の音。


そしてどちらかが飲み物をすする水音。



学校の喧騒から遠く離れて2人きり。



なにをするわけでもなく、なにを話すわけでも無い。




ただ生徒が保健室でサボってるだけ。