無性に悔しくなる俺は、あえて先生と生徒と言う言葉を使って蒼井を遠ざけるようなことを言う。



でも蒼井はそれすらもわかっているかのように妖艶に微笑む。



ぽってりとした色っぽい唇が弧を描くとき、俺が先生でなく、彼女が生徒で無かったらと願う。



いくら来るなと言っても彼女はタイミングよく現れ、いくら願っても当たり前のように俺たちは



先生と生徒。


ただそれだけだった。