「…そういう莉乃も俺の色は黒って言ってたけど、黒って『危険人物』だよね」 「そ、それはだって昔から黒い服とか着てたし、物も黒多いし……一匹狼っぽいっところとかそのまんまなんだもん」 反抗的な目でこっちを見てくる莉乃に、食器を仕舞うのをやめてゆっくりと近づく。 「危険人物、ねぇ…」 強ち間違えじゃないかもね。 そう意味をこめてにっこりと笑えば、じりじりと後ずさりされた。