喋ってみて分かったのは、千景さんは意外と茶目っ気のある人だってことだ。 基本大人っぽいのに、根本的な所は子どもっぽくて、時たまどこぞのバカを思い出させる。 そんなこともあってか、時間も莉乃も織部さんも忘れるぐらいに会話を弾ませた俺。 友人の「王様ゲームしようぜー!」の声にはっとして織部さんを見れば、まだ大人しく座っている。 その隣でぐったりとしている莉乃を見て、高級ケーキを奢ろうと固く誓った。