「…………遅い」 リビングに入ってきた気配に向かって、携帯を見ながら声をかける。 「先輩、好き、です」 「は?」 何でいきなり先輩呼び。 言葉に反応して目を向ければ、顔を赤く染めて、高校の頃の制服を身にまとった莉乃の姿があった。