「今日は学校終わったらなるべくはやくかえって来なさい」


『うん。わかったー。けどなんで?』


「それは帰ってから話すから♪はやく学校行かないと遅れるわよ?」


『あっ本当だ⁈じゃあいってきまーす!』


「いってらっしゃい♪」


なんかはぐらかされたような気もするけど…


『まっ、帰れば分かるしいっか?』


私はこれからの自分の生活が一変するなんて、この時少しも考えていなかった。