「そうそう!!よく分かったねー!!」


羽崎くんがニッと笑う。


つられて私もにこっとなった。


「何かフルートのイメージがあったからさ」


「楽器の名前知ってるのもすごいねー!!」


「まー、フルートしか知らないけど」


「え?まさかそれしか知らないから言ってみたり?」


「せいかーい。ごめん、ごめん」


「もー。私がすごいって言ったの、損したわー」


二人でくすくすと笑い合う。


羽崎くんの笑顔はほんとに爽やか。


見てるこっちの気分がよくなる。