まーちゃん失踪の事実を知ったときより、倒れたかった。


それに失神しそうになった。


みこは手紙を掴み、隣の亮平の家に向かった。


「亮平!!」


みこは亮平の家に飛び込んだ。


亮平は深刻そうな顔をして、まーちゃん失踪のニュースを見ていた。


「どうした?」


亮平の目の下には真っ黒なくまがあり、顔は少しやつれている。


「今すぐ、出掛ける準備して!!2秒で!!瀧波海岸に行くよ!!」


「は?…何で!?てか2秒とか無理だから!!」






「そこにまーちゃんがいるかもしれないの!!」