ここは薬草販売店「プランツ」。 店の一角にもうけてあるカフェスペースで彼らは幻の採取人について熱く話あっていた。 男たちはみな採取人だ。 話の内容から依頼書を見にきたのではなく、どうやら幻の採取人がこの町付近にいるのではないかという噂を聞きつけてここ一帯にある薬草販売店をまわっているらしいことがうかがえた。 彼らだけでなく、幻の採取人を探している者は多くいる。