『その格好でプリ撮ってこい!』
「この格好でかよ...。」
「なんか、恥ずかしいですね。」
「ま、まぁ、行こうぜ...。」
あたしたちはプリを撮るべくゲーセンに行った。
「二人でハートを作ってラブラブアピールしちゃお!」
「はぁ!?」
あたしはプリ機にそう言われ、反射的に喧嘩腰で答えてしまった。
「3,2...」
「ま、待てよっ!繋、ハート作るぞ!」
「は、はいっ!」
あたしたちは急いでハートと笑顔を作った。
パシャッと音がし、あたしたちが画面に写し出される。
「うわ、目、デカっ!」
「ですねー...でも、明音さん可愛いです!」
「は、はぁ!?なわけねぇだろ!」
そう言った途端、パシャッと聞こえた。
「え、えぇっ!?撮ってたのかよ!?」
そして写し出されたのは必死な顔で反論しているすごい形相のあたしと、微笑んでいる繋だった。
「もう最悪だ...。」
「まぁまぁ!いいじゃないですか!」
繋はそう言って笑った。
そして、落書きタイム。
「あっ!見てください!猫耳可愛いです!明音さんにつけていいですか?」
「はぁっ!?なんで猫耳なんか!繋、お前に鼻眼鏡つけるぞ!?」
「えぇー!嫌ですよ!」
わちゃわちゃした感じで落書きを進める。
結局その一枚は猫耳をつけたあたしと鼻眼鏡をつけた繋のツーショット。
「この、ハートを作ったやつはどうしよっか。」
「あー...これは僕が一人で落書きしたいです!明音さんはちょっと待っててください!」
そういわれてあたしは外に出される。
適当に一回100円のUFOキャッチャーをして待っていると、繋からのお呼びがかかった。
どうやら落書きタイムが終わったらしい。
そして、プリが出てきて、あたしは赤面することになる。
けい あかね という名前が手書きのハートで囲まれ、I LOVE YOU!! というスタンプがつけられていたのだ。
「こ、これ...。」
「こんなことしちゃってごめんなさい。でも、ちょっとやってみたかったんですよね。」
繋は照れたように微笑んだ。
「...サンキュ。」
あたしは恥ずかしくてこれ以上は言えなくて、ハサミで切った一枚を繋に渡した。
「どういたしまして。」
繋はご機嫌でそれを受け取った。
「この格好でかよ...。」
「なんか、恥ずかしいですね。」
「ま、まぁ、行こうぜ...。」
あたしたちはプリを撮るべくゲーセンに行った。
「二人でハートを作ってラブラブアピールしちゃお!」
「はぁ!?」
あたしはプリ機にそう言われ、反射的に喧嘩腰で答えてしまった。
「3,2...」
「ま、待てよっ!繋、ハート作るぞ!」
「は、はいっ!」
あたしたちは急いでハートと笑顔を作った。
パシャッと音がし、あたしたちが画面に写し出される。
「うわ、目、デカっ!」
「ですねー...でも、明音さん可愛いです!」
「は、はぁ!?なわけねぇだろ!」
そう言った途端、パシャッと聞こえた。
「え、えぇっ!?撮ってたのかよ!?」
そして写し出されたのは必死な顔で反論しているすごい形相のあたしと、微笑んでいる繋だった。
「もう最悪だ...。」
「まぁまぁ!いいじゃないですか!」
繋はそう言って笑った。
そして、落書きタイム。
「あっ!見てください!猫耳可愛いです!明音さんにつけていいですか?」
「はぁっ!?なんで猫耳なんか!繋、お前に鼻眼鏡つけるぞ!?」
「えぇー!嫌ですよ!」
わちゃわちゃした感じで落書きを進める。
結局その一枚は猫耳をつけたあたしと鼻眼鏡をつけた繋のツーショット。
「この、ハートを作ったやつはどうしよっか。」
「あー...これは僕が一人で落書きしたいです!明音さんはちょっと待っててください!」
そういわれてあたしは外に出される。
適当に一回100円のUFOキャッチャーをして待っていると、繋からのお呼びがかかった。
どうやら落書きタイムが終わったらしい。
そして、プリが出てきて、あたしは赤面することになる。
けい あかね という名前が手書きのハートで囲まれ、I LOVE YOU!! というスタンプがつけられていたのだ。
「こ、これ...。」
「こんなことしちゃってごめんなさい。でも、ちょっとやってみたかったんですよね。」
繋は照れたように微笑んだ。
「...サンキュ。」
あたしは恥ずかしくてこれ以上は言えなくて、ハサミで切った一枚を繋に渡した。
「どういたしまして。」
繋はご機嫌でそれを受け取った。