そして、着いたのはファミレス。

何だかんだ言って結構居心地がいいのがファミレスだ。


「俺特上ハンバーグ!」

「はぁ!?志摩、お前俺の奢りだってこと忘れてんじゃねーよな?」

「織井の奢りだからたけぇの頼むんだよ、バーカ。」

「お前なぁ...。」

「んじゃ俺はオムライスでも食うかな~。あ、あとポテトと唐揚げと...」

「仙田、お前頼みすぎ!」


織井は随分と必死になってんな...。


「あたしはパフェにしよーかな。」


流石に織井が可哀想だから、あたしはパフェだけ頼んだ。


「おぉ!良心的なのヒーラギだけだぜ~。」


織井が「感涙っ!」と言って泣くような仕草をした。


まぁ、後から他の奴らのを少しずつ取っていくつもりだけど。