あなたの虜 。


あのままお姫様抱っこされながら

教室に入って


優しく私を席におろしてくれた


「あ、ありがとう」


「いえいえ、お姫様」


お、姫様...

その響きにドキドキしてしまったのは

内緒......

「サンダル取り返してくるから大丈夫」


「やだ!」


「え?」


はじめくんは私の回答に驚いている



...2人きりにならないで。



「いかないで。」



「ふっ、んじゃ移動のときはお姫様抱っこだな」


「そ、それもそれではずかしい」






「ちょっとちょっとー!!!」

「あ!みゆちゃんおはよう」

「呑気に言ってる場合じゃないでしょ!これ由美のでしょ!?」




みゆちゃんの右手には私のサンダル


それも切られていたり死ねとかかれていたり...


「ったく誰がこんなこと」


「あ...みゆちゃんありがとう」


私はそれを受け取るとカバンの中にそっといれた





次は何されるんだろう...


私は恐怖でしかなかった。