「お〜、由美帰ってたか」



「うっ...ん...。」



家のソファーで寝ていた私は声をかけられて起きた。


声の主は私の兄



「お兄ちゃん、お帰り」



ズンズンと近寄ってくる兄。



なでなでなでなで



私の頭をなでなでしている兄。



そう、私の兄は結構シスコン。



自覚無しの。



「 ...お兄ちゃん?」


「変な男はいなかったか?」

心配してるのかな?


「大丈夫だよっ、安心して。」



その言葉に安心したのか、お兄ちゃんは着替えるために部屋に行った。




全く、自覚無しのシスコンが1番達悪いよ。