でも、すぐ近くに車が来ていた。 『危ない!!!』 私は、無意識のうちに猫の方に行っていた。 粋「若菜!!!」 そう、粋に呼ばれ、ハッとした。 でも、もう遅い。 私は、死を覚悟して、猫を抱きかかえ目をつぶった。 あぁ、粋ともう少し、痛かったな…………。 キキー!!!! ガシャン!!!