「お前、『登龍』のとこのお嬢なんだってな。」
龍大が話し始めた。
「父親は『龍神』初代総隊長。伯父は二代目、叔父は三代目と七代目、兄貴は十四代目、従兄は十五代目なんだな?」
うぅぅぅ………。
合ってる。
なんかムカツク。
「すげぇ一家だな?そうしたら、伯父さんはあの『神藤グループ』の社長か?」
『………』
「あの、何か答えて下さい」
真が言った。
『よく、頑張りました。』
それしか答える事が出来なかった。
龍大の黒目に写るあたしを離そうとしなかった。
何か美味しい獲物を見つけた、獣だ。
メニュー