棚にもたれかかっている彼の姿に違和感を感じる。
あれ…?足……
「わぁ⁉︎」
私が躓き、倒れた下にあるものが佐藤くんの長い足だと気付き頬に熱が集まるのがわかる。
「ごごごごめんなさい!」
テンパりすぎてかみまくった私の頬にはより一層熱が集中している。
佐藤くんに嫌われた。
今絶対何してんだこいつって顔してる。
あ、むり。しにたい。
絶望で顔を上げられない私の耳に響いたのは、
爽やかな笑い声でした。
「あはははは!!伊藤さん、テンパりすぎ!」
なんていつも欠伸ばかりの眠そうな佐藤くんが声を出して笑った。
