そうやって歩いていると、 「っ⁉︎きゃ!」 なにか得体の知れない物に躓き、見事に本をぶちまけた。 「った、」 すっ転んだせいで強打した膝は赤くなりヒリヒリする。 「大丈夫…?」 「へ…?」 左からする声に顔を向ければ、いやでも大きくなる鼓動。 「さ、佐藤くん…?」