佐藤くんは天然。



そう思い少し苦痛に顔を歪めた。


グイッ、



「え…」


急に腕を引っ張られよろけるとそのまま腕のなかにおさめられた。


誰かなんて見なくてもわかった。


「さ、佐藤…くん?」


困惑でもう頭がついて行かない私


「保健室。」


とだけ、答えた佐藤くんに持ち上げられた。


こ、これって…


お姫様だっこ⁉︎



「うへぇ⁉︎」


なんていう色気のない悲鳴をあげる私に。


「足、痛いでしょ?運んでく。」

なんてさらりという佐藤くん。