な…なんでいるんだ…。




「おまっ…!!着いてくんなって言っただろ!?」



猫を指差して叫ぶとおばちゃんがまた俺の背中を叩いた。



だからそれイテェし…!!!!




「こうちゃん!猫に向かってなんてこと言うの!?可哀想でしょ!??」



そう言って猫を抱き抱えるおばちゃん。



なんで俺が怒られるんだ…。



あー!

こいつよりコジローの方が何倍も可愛いよ!!



「とりあえず!学校あるから!!じゃあな!」



そう言ってあるきだす。



今はおばちゃんに抱っこされてるから、もう追いかけてこないはず!