すると…。
「…ん?なんか濡れて…っ!??」
この温かく…下にスルスルと落ちていく液体…。
見なくても分かる…。
「チビったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は猫を持ったまま体から話す。
俺の制服の一部はびっしょりと濡れており…。
「くさい!!母さん、くさい!!」
「風呂行きなさい!!その友達と一緒に!!」
「友達じゃねぇ!!友人だ!」
「一緒やないか!!」
そんな母さんのツッコミを背中に受けながら洗面所へと向かう。
「お前…まじで何なんだ…。」
「ミャー?」
ため息をはいて風呂に入る。
とりあえず…コイツから洗うか。
体きたねぇし…。
猫用のシャンプーないけど…洗えるだけ洗おう。

