「腹減ってんのか?」



「ミャー」



…これは偶然か?




俺は猫を凝視してから、とりあえず近くのコンビニに寄る。





猫ってなに食べるんだ…?



とりあえず動物のエサとか売ってる小さなコーナーに向かう。



とりあえずは猫缶と…ミルクでいっか。




俺はカバンからサイフをとりだす。



それから…カバンの中に入ってる猫をみてため息をはいた。



外に放っておくわけにもいかねぇし…店に入れることもできねぇし…とりあえず子猫だからカバンにいれといたんだけど…。




はぁ…。


俺はカバンのチャックを閉め、猫缶とミルクとサイフをもってレジへと向かう。


「二点で760円になりまーす。」



ダルそうに言う若いコンビニ店員にお金を出すと商品をもってすぐにコンビニから出た。