*** 「今日はありがとう。」 今日はたくさん教えてもらった。 不器用な私だから、 まだ上手いとは言えない手つき、料理だけどまえよりはだいぶマシになった。 これは、七瀬君が教えるのが上手いからだよね。 「別に。で、1人で家に帰れるか?」 「帰れるしっ!」 「本当に?」 「本当っ!」 正直不安だけどこれ以上迷惑かけたくないし、なんもできないと思われるのは嫌だ。 「じゃーねっ!」 「……おい。」 帰ろうとすると七瀬君に腕を引かれた。