「言わねぇと、ここでスンゲー長くて深いキスするけど?」

「えっ!!!」

途端に咲希の顔が真っ赤に染まっていく…。

プクク。動揺しすぎ……。

「ま、どうせ准平のヤツがくだらねぇコトしてんのは分かるがな!」

「あ!理人、そっちに行っちゃ駄目…」

俺はヤスと准平の元へ行くと、一枚の紙を見て盛り上がっていた。


なんだ?


そぉ~っと後ろから覗き込む。


なっ!!!!


俺が女装してる!!?


「にしても、これ理人見たら怒るぞ?」

「だぁ~いじょうぶだって!!理人さんも女装が趣味なら分かってくれるって!!俺の力作!!理人さんの合成 “メイドカフェ☆ニャンコスタイル” !!これはもうバカウケ間違いなし…ッテェーー!!!!」

「じゅんぺぇぇーー!!!!!てめぇはまだ懲りねぇのかよ!!!いっぺん殺すぞっ!!?」

「り、理人さん!イテーッてば!!毎回殴らなくてもイイじゃんかぁ~!!」

「アホ!!てめぇのせいで俺の評判ガタ落ちなんダヨ!!!」

まったく!いい加減、飽きろよな!!