「そんでさぁ~、それがスッゲー美人なんだよっ!!マジで!!」

うるせぇな……。なんなんだよ?

気がつくと俺は屋上にいた。

あ……。

完全に寝てた。

授業終わっちまったか……。


はぁ~…とため息をひとつつく。


それにしても、だいぶ昔の時の夢を見た気がすんな~。

頭がぼぉーっとしていて、まだ夢の中みてぇだ。

「な!めっちゃキレイだろ!?俺の合成テクニックどぉよ?!」

「すごいね!准平くん、こういう才能あるんじゃない?」

「マジで?!ピュア子ちゃんに俺褒められたっ!!」

「鳴瀬さん、あんまし准平を調子づけると危険だから、けなしておかないと!」

「ヤスさん!?ナニよ、その俺びいき!!ひどくない!!?」

「いや、それ使い方間違えてねぇか?!」

ギャアギャア


なんだよ。准平の声か、うっせぇのは!