んで、それから数分後。
アッくん先輩の発情&あたしの脈拍が落ち着いてきた頃、先輩がおもむろに切り出した。
「ところでさぁ。りん、今度の日曜って空いてる?」
「ん~。一応暇だけど、何かあんの?」
「何かって……お前の誕生日だろ」
苦笑いしつつのお言葉に、しばしポカンと固まるあたし。
えーと、日曜って確か6月の……17日?
うわっ、マジだ。
うちの母サマが鼻からスイカを出す勢いであたしを排出した日じゃん。
「ったく。自分の誕生日忘れてんなよ」
まぁそーゆーとこも可愛いけど、とすかさず胸キュンフォローを投入する甘々彼氏に頭が上がりません!

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