「ちょっと気分転換にね。変じゃないなら良かった」 照れくささをごまかすように笑う。 すると先輩は、いきなり中沢家の外壁にあたしを壁ドンしてきた。 「ふぇっ! ?」 思わず奇声をあげてしまう。 ち、近い近い! 近いよっ! こんなん家族に見られたらどーすんだ! ! 「ちょ、先輩! いきなり何…っ! ?」 語尾が跳ねたのは、突然唇を塞がれたから。 いつもと違う噛みつくようなキス。 心臓がバクバクして、まともに立っていられない。