「あー…悪ぃ。もう止まんねぇわ」 えっ? と声をあげる間もなかった。 気付けば、あたしの唇は先輩によって支配されていて。 がっしりした腕が腰に回り、今やあたしたちの距離は完全にゼロ。 「……っ」 息が苦しくなってギュッと目を閉じる。 その寸前に見えたのは、真っ赤になった顔を手で覆いつつも、指の隙間からしっかりのぞき見してくれちゃってるアラフォー店員。 公開処刑なう。