「あ。何だったら口にしてもいーけど?」 クスッといたずらっぽく笑う彼。 らしくない妖艶な表情にドキリとする。 「け、結構です」 「遠慮すんなよ」 「いやマジで無理」 「えー……じゃあこれは?」 チュッと頬に唇をあてがう。 あーもう、スタッフさんめっちゃこっち見てんじゃん。恥ずかしいなぁ。 羞恥心から赤面してしまうあたしを見て、先輩はニヤリと妖しく笑った。 「そんな顔されたら、もっといじめたくなっちゃうじゃん」 「はっ! ?」 何いきなりSに目覚めてんの! 属性はひとつに定めなさい!