溺愛彼氏に振り回されて


「んじゃ、また連絡する」


「うん。ばいばい」


私と健ちゃんは自分たちの家の前で別れた。


「おかえりなさい」


「ただいま」


お母さんが玄関まで来てくれた。


「健司君とデートかしら?」


「な、なんで知ってるの!?」


「二階の窓から見えちゃったのよね。あなたたちが手を繋いで帰ってくるところが」


恥ずかしくて顔が赤くなる。


「いいじゃない、健司君。昔から知ってるいい子だし」


「お父さんには言わないでね!」


「ふふっ。分かったわよ」