溺愛彼氏に振り回されて


とりあえず、時計台の下で待っていることにした。


真横にある店のガラスで、ちょいちょいっと


前髪を整える。



健ちゃん、早く来ないかな。


下を向いて待っていると。



私の視界に、目の前に立つ人の靴が見えた。


もしかして健ちゃんかな?と思い顔をあげて確認すると・・・・


「うわっ、ビンゴ。大当たりだよ、こりゃ」


「お、上玉じゃねえか」


知らない二人組の男が立っていた。


少し警戒気味に、一歩後ろへ下がる。


「ねえ君、一人なんでしょ?俺らと一緒に遊びに行こうぜ」