溺愛彼氏に振り回されて


そんなやりとりがお母さんと飛鳥君との間で行われていた。


「こんなにたくさん、私達だけじゃ食べきれないもの。助かったわ~」


「こちらこそ、こんなにおいしい物を御馳走になって」


「あらやだ。ありがとう」


私は黙々をご飯を口へ運んだ。


「あら光里、どうしたの?さっきから黙っちゃって」


「なんでもないよ」


私はちらっと横に座る飛鳥君を見た。


「っ!!」


一瞬目が合って、慌てて逸らした。


「ご、ごちそうさま!」


これ以上ここにいたらいけない。


そう思い、お皿を台所へ運んだあと、自分の部屋へ入った。