溺愛彼氏に振り回されて


放課後。


「光里ー、帰るぞ」


「ちょっと待ってね」


隣のクラスは一足先に終わったようで、健ちゃんが迎えに来た。


急いで鞄の中に荷物を詰め込み


健ちゃんの元へ。


「ごめんね」


「へーきへーき。それより、パフェだろ?」


「うん!」


「早く行かねえとな」


「もっちろん!ダッシュでいくよ!」


そう言って私は、駆け足で下駄箱へと向かった。


後ろから健ちゃんの声が聞こえる。


「なんでこういう時だけ速えーんだよ」


「へっへーんだ」


私達の会話を聞いて、飛鳥君が険しい顔になっていたのを


私は知らなかった。