少しでも茉莉さんに近づかなくていいように 私が頑張らなくちゃ! 茉莉さんが手を上げて飛鳥君を呼ぶ。 「飛鳥~、注文お願い」 その声に私がさっ、と反応する。 「飛鳥君は今忙しいので、私がご注文をお伺いします」 なるべく愛想笑みを浮かべながら。 「私、飛鳥に注文取ってほしいんだけど~」 「飛鳥君は忙しいんです」 今度は少し強めに言ってみた。 「も~。ならあなたでいいわよ。アイスコーヒーとカップケーキでいいわ」 「かしこまりました」