溺愛彼氏に振り回されて


「はよ」


返事が返って来た。


それだけで十分だ。


好きな人の隣に居る。


好きな人と言葉を交わせる。



それがどんなにうれしいことなのか、私は忘れていた。


「ちゃんと健ちゃんに言ってきたよ。きっぱり別れた」


「そうか。頑張ったな」


そう言って、私の頭をぽんぽんと撫でる飛鳥君。


その仕草に、胸が急激に熱くなる。


「あ、飛鳥君・・・・・恥ずかしい・・・・・」