私は健ちゃんとの最後のデートの日まで 飛鳥君とは一切恋人らしいことをしなかった。 そして迎えた約束の日。 一番お気に入りのワンピースを着た。 一番お気に入りの場所で待ち合わせをした。 「楽しみだね、水族館」 「ああ」 私は今日、健ちゃんと 恋人同士ではなく、友達同士として接そうと思った。