蓮の華よ、咲き誇れ


彼女は立ち上がると、僕に笑いかけた。



「貴方達の傷が治ったら、屯所に行こう。」



その言葉に驚く。



「え、来てくれるの?」



きっと今、僕は阿呆面。



でも、なんで?



嫌だから、戦ったんじゃないのか?



「いけない?」