「へえ、気付いてたんだ。」 おちゃらけたように言う声。 その声と共に3つの影が出てきた。 浅葱色の羽織を着た彼ら。 ずっと眉間に皺を寄せた人が口を開いた。 「お前が血色の歌姫か?」 “血色の歌姫”………か。 あながち、外れてない。