蓮の華よ、咲き誇れ


また襖の中に薙刀を片付けるとこちらを振り返り、腰に手を当てた。



「そーいえば、自己紹介してなかったねぇ。」



おおらかな雰囲気を出す彼女。



「私は、満っていうんだ。好きに呼んでくれ。」



「沖田さん、行くよ。」



蓮美ちゃんが図ったような丁度良さで入ってきたのに少し驚く。



僕を待たず、行こうとする背中を追いかけ立ち上がる。



「蓮美、似合ってるよ。」