「気になっていたのだけれど、ここの掃除はしないの?」
「そうだな・・・・・・」
埃があちこちに飛び散っていて、書架に触ると、指が白くなった。
他にも気になる場所があり、掃除が必要な図書室を見渡した。グレイスは腰に手を当てて、眉間に皺を寄せる。
「こんなに汚いなんて、来る人が文句を言わないの?」
「ここに来る者はほとんどいないよ」
エメラルドに詳しい話を聞いたところ、図書室に足を運ぶと、怪我人が続出したらしく、それ以来、図書室に寄る者達が一気に減少した。
グレイスが図書室に来たのは二回目で、怪我なんてしていない。
「ただの・・・・・・偶然じゃない?」
「それが一回だけなら偶然だろう。しかし実際にはそれが連続。誰だって不気味に思うさ」
「・・・・・・続いている?」
ちなみにエメラルドは怪我をしたことが一度もなく、話を聞いているグレイスの背中に手を回している。
「・・・・・・何?」
「私の心配をしてくれるものだから、嬉しくて・・・・・・」
心配していないことを言っても、ただの照れ隠しだと思われてしまった。
とにかく掃除をしなくてはならないので、清掃道具の場所をエメラルドに教えてもらい、取りに向かう。
端から順に小さなはたきで書架の埃を払っていると、その中にしまわれている本がバラバラに並べられている。
また一つ、やるべきことが増えた。頭の中で本の整理も仕事に加えて、掃除を再開する。
「そうだな・・・・・・」
埃があちこちに飛び散っていて、書架に触ると、指が白くなった。
他にも気になる場所があり、掃除が必要な図書室を見渡した。グレイスは腰に手を当てて、眉間に皺を寄せる。
「こんなに汚いなんて、来る人が文句を言わないの?」
「ここに来る者はほとんどいないよ」
エメラルドに詳しい話を聞いたところ、図書室に足を運ぶと、怪我人が続出したらしく、それ以来、図書室に寄る者達が一気に減少した。
グレイスが図書室に来たのは二回目で、怪我なんてしていない。
「ただの・・・・・・偶然じゃない?」
「それが一回だけなら偶然だろう。しかし実際にはそれが連続。誰だって不気味に思うさ」
「・・・・・・続いている?」
ちなみにエメラルドは怪我をしたことが一度もなく、話を聞いているグレイスの背中に手を回している。
「・・・・・・何?」
「私の心配をしてくれるものだから、嬉しくて・・・・・・」
心配していないことを言っても、ただの照れ隠しだと思われてしまった。
とにかく掃除をしなくてはならないので、清掃道具の場所をエメラルドに教えてもらい、取りに向かう。
端から順に小さなはたきで書架の埃を払っていると、その中にしまわれている本がバラバラに並べられている。
また一つ、やるべきことが増えた。頭の中で本の整理も仕事に加えて、掃除を再開する。

