『あっ‥す、すみません!!』 「なーんだ!!小夜じゃん!お前も遅刻か?」 先輩も急いでいたらしい。 『‥‥あ、はい。』 始めて大輔先輩と話すなぁ‥。 「やっべぇ‥!麦茶こぼれちゃってんじゃん!!」 へっ?? 床に目をやると、うまくキャップが閉まってなかったのか、麦茶がこぼれてしまってた。 『ひゃっ!どうしよっ‥‥。』 その時、グラウンドから悠太先輩の掛け声が響いてきた。 .