°°ワガママの果て°°

真っ暗な部屋に突然鳴り響くメール着信。



ハッとして目をこすりながら
携帯を確認する。
着信メロディーで相手はすぐわかる。
それに…
こんな夜中にメールしてくるのはアイツだけだ。





”悟くん(´;ω;`)”



この時間
泣きながら名前を呼ぶメッセージが届く事は今までも何度かあった。
だからこの後くる言葉はだいたい予想がつく。





それでも普通に返信する。
画面の眩しさに目を細めて…
眠気を押し殺して必死に文字を打つ。






”どうした?”







送信。