”会いたい。今すぐ来て!”



受信した文字を見て
俺はすぐに家を飛び出す。




いつもの流れ。






「お前に呼ばれたら
俺はどこにいてもすぐ会いに行くから」



会うたびに腕の中ギュッと抱きしめ
約束していた。





息を切らし駆けつける。
大した用事などない事はわかっている。
気まぐれないつもの呼び出し。
それでも今日も会いに行く。



ワガママで気まぐれな…
アイツの元へ。