そして、私たちは2人で宿に帰った。 すると、 「綾ちゃん!」 小走りで沙彩が近づいてきた。 「心配したんだからね!みんなゴールしてたのに綾ちゃんと奏介くんだけいないから、心配しちゃったよ!」 「ごめん、ごめん。」 「でも、帰ってきてよかった。」 沙彩に心配かけちゃったな。 沙彩、心配してくれてありがとう。 それから沙彩と部屋に戻った。