あぁ…ツイてねぇ。



ダルいな……。



ドカッと、最前列のパイプイスに腰をおろす。



通路を挟んで左隣に座っている相沢と絶対に目が合わないように、俺は顔を右の方へ向けた。



だけど、なぜか相沢の声が聞こえてきた。



「青葉くん、おはよ。同じクラスだね」



ここは、返事をしておいた方がいい?



相手が攻撃してこないなら、普通に接するべきだよな?



俺は、相沢の方へ顔を向けた。









「みたいだな。お手柔らかによろしく」



ニッコリと微笑めば、



「今後一切、あたしに話しかけないで。イライラするから」



と、バッサリ切られてしまった。