「...に行こう」
「了解!」

『...ん?』

起きて下を見てみると何人かの人を確認した。


どうやら今は昼休みらしい。

ばれないように反対側に降りようとするも、着地失敗。

ドシャッ、という情けない音をたててお尻から突っ込んでしまった。

「...?誰かいるのか?」
『...げ、やば』

出来れば不良にだけは絡まれたくない。

が、今はそんなことよりもお尻が痛くて起き上がれない。

どれだけ下手な降り方をしたのかってくらい。

『うぅ、我ながら恥ずかしい...』

と、さっきの人達が顔を出す。