「「「「「「「「「...!?」」」」」」」」」」




偽物の....あたし...?






つまり....




アリスの存在に気づいてて、そのアリスのもう一人の作られた人格と言うことが。







...知っている、と言うことになる。





でも、イキナリ記憶が戻るなんて事....


でも、月夜を見て、記憶を取り戻した。





何て事もあり得る。






令「...あツ!凪がッ....!」






令の声でハッと我に返る。




再び窓の外を見るとグダ、と横たわる凪を連れ去ろうとする月夜の姿。




きっと催眠ガス類のでもかけられたのだろう。



助けにいこうと下に降りても時すでに遅く。





下についたときには何のあとも残ってはいなかった。