鬼暴ー伝説の共謀姫ー

▽文火side


――なるほどぉ。


そう言うことなのか。



アリスと月夜の話を盗み聞きしてた私は今その近くの公園にいる。



今日ニュースでやってた公園だ。


聞いているとき、ばれないか少しひやひやしていたが、気配は完璧に消えていた。



私は有栖川 文火。


まぁ、みんな知ってると思うけど結構のんびりしている。



――――――――――表、では。





ベンチに腰を下ろし、スマホをすごい速さで操作すると背伸びし、公園を立ち去る。





明日も偽らなきゃ。


凪が不安がっちゃうから。



私の正体はのちのち、アリスにもばらそう。


だから今だけは、なにも知らなくてもいい。





過去の、事も。