月夜「そんなつれないことを言うなよ。あいつらは邪魔だったんだ。」 『...』 アタシはただ睨む。 月夜――今日の夜に最悪なほど似合っている名前だ。 金色に染められた髪が月に照らされ光っている。 『...邪魔、ねぇ。それで人を殺すのは可笑しいと思うけど?』 そもそも、何故捕まらないのか、気になるのでは無いだろうか。 それは―――――― 家族の死はアタシと月夜しか知らない事だからだ。